何枚聴いた事があるかな??




さて、1枚目はトッド・ラングレンです、最近はギターを止めたのかな?

一時期は変てこな機械に凝って、ワケ分からんかったけれど、、

もう、右のアルバム1曲目のドラムブレイク “ッンダラドンッ”一発で名盤確定しました。

ジャケットもイカレていて、頭脳明晰・皮肉屋さんの気質が表れていますねぇ。

他にも色々と面白いアルバムを出した稀なる才人です。

決して安っぽくならないポップソング、、、イイよねぇ?

その素晴らしい歌声や作品と実際の人物とのギャップは山下達郎より35%増しで

ビックリするでしょう。

次はジョン・ハイアットさんです。このアルバムは “ Have A Little Faith In Me ”が有名ですが

それ以外にも名曲揃いだし、歌うまいよな〜、、この人は。。。

バンドもケルトナーがドラムで、ニック・ロウがベース(ロックパイルじゃん!)

ギターがライ・クーダーと言う、、、完全な仲間内です(笑)

でも、このメンバーがメンバーなのでズッシリと手応えのある演奏です。

だからこそこの歌とメロディーが活きてくるんだなぁ、、、

名手が揃うと曲がショボイか、曲が良くても下品なバックで、、

なかなかこういった普通に良いアルバムが減ったモンです。

それからご存じバディ・ガイ、、、

クラプトン等に紹介されて本気出さなくなって久しい化け物ブルースマン

昔、横浜のちっこいライブハウスにやって来て

客は半分も入っていないし(苦笑)

「本当に来るのかよ!?」と半信半疑のまま待ってたら、、、

奥から出てきました、、バケモンが(笑)

ステージを縦横無尽に歩き回るし、、声がハンパなくデカいからマイク関係ないし、、

弾き倒し始めるともう、、、バックが可哀想になるくらいバディ・ガイ、、、凄かった。。。

兎に角、100万光年ブッ飛ばされたのだ。

このアルバムもバリバリだけれど、、、一つだけ不満がある。

これ、、コンプかかっている?だから、聴きやすいのは良いケド、、

臨場感がイマイチ、、あの晩、至近距離(1m以内)で体験したモンに比べると

全然ショボイんだな。。。これが。

でも、まあ、演奏はゴキゲンだし、他に無いからなぁ、、、

あの晩

バディ・ガイに凌辱されたアタシの身体は

生じゃないと感じなくなってしまったのかしらん?

さて

僕が「一番好きなドラマーは?」と訊かれたら

絶対に「アート・ブレイキー」 と答える。

数ある愛聴盤の中でも特に特別なのがこれ

リーモーガンの “I Remember Clifford” イイよ、ソロ・アルバムよりも

まあ、この頃のブレイキーはメンバーが誰であれさ

何聴いても好いんだよねぇ、、ゴキゲンだからさ!

特にブルーノート盤のドラムの音のバランスは完璧じゃないかな?

昔、ポール・モチアンが、このアートブレイキーを評して

「多分、ナチュラルにタイム感が抜群で、その分、特別な彼の能力に負うモノが大きく

分析したりコピーするのが一番難しいタイプのドラマーだ」

と言っていたけど、、流石だな。

さてさて、お次はドン・チェリーさん。共演者がエド・ブラックウェルさん

だけど “ミュー” じゃあないのだ。“永遠のリズム”でもない。

しかし、僕はこのアルバムが一番心地よい。

大体、フリーとか前衛とかいうモノは圧倒的な美しさを持ち

それが故に本来、本質的に“フリー”だったり“前衛”だったりするモノは

実際にその冠詞が付いていない場合が多い。

逆に、そういった言葉を表に出すものはアタマでっかちで

難しい顔ばかりして詰まらないモノが多い。

このアルバムの1番最初のドラムだけでも聴く価値がある。

一言で云うと、、、「解放 ・ 開放」 なのだな

ドンチェリーの気持ち良さは。



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ジャケットがイカれています、、、
大好きだなあ、、こういうセンスは!




まあ、渋いっちゃ渋いケド、、購買数を
稼ぐジャケじゃないよねぇ、、、




多分、今でもレコード残っている、、、
爆音で身をよじりながら聴くべし!!
あんまりのめり込み過ぎて
首がムチ打ち状態にならんように!!




内容が物凄いとジャケも渋くみえてくる
ダラダラと長過ぎない内容も◎です。




タイトル曲もやっぱり良いが、、
やはり、ここは “YAMA” だろう。
この雰囲気、、こんな日本女性が
居たんだろうなぁ、、、




まあ、好き嫌いだけれどECMもキチンと
自分達の色を持った“音”を提供してくれる
良い会社だよね。

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