破壊！ー BUSTING ー　1973作品

最初に観たのは確か深夜のTV放送だったと思う。 まあ、眠れない夜の暇つぶし程度だ。 「破壊！」という題名が気に入ってチャンネルを回してみた。 いや〜面白い、面白い。 本当にパッと見は冴えない中年男の二人組刑事が ムチャクチャ格好イイ！！ まあ、内容はこの二人の刑事がデカい麻薬組織相手に戦う、と言う 言ってみれば王道的な普通の？内容だが。 この映像の迫力は何だ！？ ノッポでなんかユーモラスな雰囲気漂うエリオット・グールド演じる刑事と ロバート・ブレイクが演じるチビだけど癇癪玉みたいな刑事の破天荒ぶり。 しかも、この二人は風俗課だし、、、 ネットで探しても矢張り一般的人気、認知度も極端に低いが 好きな人はいるんだな。少しホッとした。 B級どころか、後にE・グールドが出演したクソ映画 「OCEAN’S 13」なんかより絶対面白い。 お偉方に金配って偉そうにしている悪者に言われた 「下っ端のクセして」（だったかな？） その一言にムカついて しつこく喰い下がって最後には勝利する。 どこかユーモラスな雰囲気を漂わせているから 「フレンチ・コネクション」や「ダーティ・ハリー」とかより 軽く見られている感があるが（それ以前に日本では認知度が低すぎるか？） 大体、ジャック・ニコルソンのように圧倒的な存在感がある役者も少なくなったが 「カッコ悪いカッコよさ」を演じられる役者も居なくなった。 まあ、全世界が漫画化しているし 白痴化している証拠だろうけどさ。 少なくとも昨今のハリウッド系クソ映画よりは 面白く、且つ最後にスカッとする映画だ。 お勧めです。 ＊目次へ戻る

本当に冴えない中年男刑事コンビだ！  う〜ん、70年代丸出しだな。    若き日のE・グールド。。。渋いじゃん？ 火の玉小僧役R・ブレイクの今昔。 どことなく、ジョー・ペシに似ている？！