アバタ− 世界白痴化現象


僕に映画の面白さを教えてくれた恩人がくれたDVDの中にこの“アバタ−”があった。。。

「観なきゃ良かった、、、」と今でも後悔している。

青いバケモン対利益を貪る企業 + 良心ある人間達のお話し

内容も陳腐なら、役者もお粗末でハナシにならない。

インディアン虐殺史や植民地開拓史を描きたかったのか!?

そうまでして自分達を正当化したいのかねぇ。。。

善悪の区別はそんなに簡単につくわきゃね〜だろ!!

まるで「ガダラの豚」「塗仏の宴」の最後のように

漫画になってしまっている(苦笑)

しかも、その陳腐なハナシが全編に渡り2時間半近くも続く、、、

地獄だ(笑)

新しい!画期的な!世界初の!映像技術を駆使したってさ

ストーリーが陳腐じゃ仕方がないじゃない?

驚いた事にこれが全世界で大ヒットしたらしい!?

ナイロビ周辺でも、僕の知人関係でも概ね好評だが

やはり、特に仲の良い人達は口を揃えて

「白痴が観る映画」だと言っている。

じゃあ、世界中が白痴化しているワケだな。

人間の営みもデジタル化、漫画化しているのだ。

僕が十代にお世話になったレンタルVIDEO店は、朝一から店内にボブディランが流れていて(笑)

勿論、店長はシンガーソングライター

今でも東京辺りで活躍しているんじゃないかな?

会田圭一さん

店長お勧めの映画はハズした事が無い

好い意味でも悪い意味でも(笑)

「エルトポ」 とかに“店長お勧め!”が付いているYOU&愛を

僕は他に知らない。

唯一、敬愛するW・アレンの評価をめぐって意見が分かれたが

僕にとっては非常に信頼できるお店だった。

あの店で絶対にこの“アバタ−”が“店長お勧め!”のステッカーを張られる事は無いし

下手したら新作の棚に並ぶ事も無いかも知れない(苦笑)

逆に言えば「愚の骨頂」「腐れ外道の仕業」とでも言いたい

オサマビンラディン暗殺劇の映画化も

そんな世界の大多数は喜んで受け入れるのだろうと思う。

どんなに博識で、経験豊かな人でも“アバタ−”が楽しめる人はバカだ。

結局

朝起きてぇ♪ 飯喰ってぇ♪ ウンコしてぇ♪ 君が好きさぁ〜♪

みたいなポップソングを喜んでカラオケで歌う連中だ。

そういう意味では、あなたのスグ隣にいるバカを知る手だてにもなるかな?

「ねぇねぇ、君はアバタ−好き?」ってさ。


最後に、、、、

僕に“アバタ−”を渡してくれた人は完璧に確信犯だった(苦笑)

僕は仕返しに「お子様にどうぞ!」とジブリ系のDVDを装って

「ソドムの市」でも渡そうかと思っている。。。。


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