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  左がアフリカ大陸の地図 です。私の住むケニアだけでも日本の約1.5倍の大きさがあり、

 アフリカ大陸 全体の大きさは???とっても大きいのです。自然環境も熱帯雨林や、砂
 
 漠や半乾燥地帯のサバンナ、標高2000m以上の高地など実に様々であり、と云う事は

  “そこに暮らす人々のNGOMAも多種多様である” と言う事なのです。

 この圧倒的なバラエティーこそがアフリカ大陸、及びそこに住む人々、その営みの魅力

 の一つですし、実を言えば私自身も含め学者、アフリカ音楽演奏者、アフリカ人自身も

 この膨大な量のNGOMAの世界についてまだな〜んにも分かっちゃあいないんです(笑)

 多分、お釈迦さまでも分かるまい!って云うくらいの規模です。

 私がNGOMAに興味を持った頃には「芸術・芸能は西アフリカ!」とか、「東アフリカ(特に

 ケニア)は植民地時代に徹底的に弾圧を受け、その手のモノは殆ど残っていない」
とか、

 こういった井の中の蛙的な、実にバカバカしい意見や認識がまかり通っていましたし、

 現在でも根強いモノがあります。誰も何も分かっちゃあいないんだって(苦笑)

 どうしてこうなったのか?これはこれで興味深いテーマではありますが、これは後で私なり

 の意見を述べるとして、これを読んでいる人達に言いたいのは、

 「圧倒的なバラエティ―こそがNGOMAの魅力である」

 「そして、そのNGOMAにこそ各民族の粋が集約されている」

 「そこにこそ、この膨大な多様性の中に潜む共通項があるのでは?」

 そして、最後に「無知は人を殺すんだよ」と言う事。

 今までさんざ知ったかぶりの学者や「売れりゃイイじゃん」と云う腐れ外道の商売人や、

 才能が無いだけの演奏者たちによって勝手に解釈され、一方的で矮小な紹介のされ方し

 かされなかったNGOMAの世界。そういったバカ共を一人ずつ名前出して吊し上げりゃ

 現状が打破されるかと云うとそうでもないみたい、だけど、現実に異議を唱えるくらいは出

 来ると思うのね「イイ加減ヤメにしない?」って、、、21世紀なんだしさ、、、(苦笑)

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